たばこの値上げとかけまして、パチンコと解きます。
その心は…
天井がないでしょう。
え?え?え?え?え?
スロットには天井と呼ばれる、一定ゲーム数で必ず当たる仕組みがあります。一方、パチンコにはそれがないんですね。つまり永遠に当たらない可能性もあるわけです。たばこの値上げも天井知らずでどんどん上がっていきますから、それをかけたなぞ解きなんだと思います。はい。
黙れよカール。
……。
なんかスマン。カール。
たばこ税の仕組み
たばこは、税負担が重い商品です。
JT公式サイトより
たばこの価格には国たばこ税、地方たばこ税、たばこ特別税、消費税の4種類もの税金が含まれています。
銘柄などによって異なりますが、例えば一般的な紙巻たばこでは、税負担率は6割にも達するなど、たばこは、わが国でも最も税負担率の重い商品のひとつとなっています。
改めて見るとえげつないのぉ。
国税収等の内訳(2016年度)
JT公式サイトより
2016年度国税収等の総計(約58兆9,563億円)のうち、国たばこ税・たばこ特別税は約1.8%を占めています。
値上げ、喫煙場所の激減で税収が下がると、その分他から取らないといけないわけで。
手巻きたばこが安上がりになる理由
理由①巻紙の紙質に違いがある。
残念ながら、日本ではグラム単位で税金がかかるため、たばこ葉(ジャグ)で買っても紙巻きたばこで買っても金額的には同じくらいになります。
手巻きたばこに必要なもの例
シャグ(葉っぱ) 40g 平均840円
ペーパー(巻紙) 50枚 105円(シャグに無料で付いているのも多い)
フィルター 150個 420円
手巻きで1本25円くらい。市販のもので(1箱500円として)1本25円くらい。つまりほとんど変わらないのです。
では、なぜ安上がりになるのか。それは巻紙に違いがあるからです。
市販のたばこに使われている巻紙には燃やすくするための薬が塗られています。市販のたばこは吸わなくてもどんどん燃えていき、勝手に灰になってしまいます。一方、手巻きたばこの場合吸わなければ火が消えてしまいますので「1本無駄にした」というケースが減るのです。
手巻きたばこに使う紙には様々なものがあり、長いもの短いもの、無添加のもの、紙質の違いなど選択の範囲は多岐にわたります。
理由② たばこ葉(ジャグ)の使う量を調整できる。
結局のところ、『たばこを吸う』=『決まった量のニコチンを摂取する』ではなく、本数を消化するとか、時間を費やすとかに近いんですよね。喫煙のほとんどが『口寂しい』などの習慣に支配されているのは事実だと思います。
つまり、軽めの手巻きたばこを用意しておいて「よし、1本吸おう」とか「5分休憩」といった吸い方をした場合、1本あたりの単価で差が出てくるわけです。
ちなみに、手巻きたばこ葉の場合ニコチンタールの調整ができませんので、基本的に重いたばこになります。軽く巻いていても、満足感は十分感じられると思います。
理由③たばこの本来の美味しさを知ることができる。
理由①にあるように、市販のたばこに使われている紙には薬品が染みこませてあります。この薬品が実に臭いのです。たばこの臭いの原因とも言えます。
手巻きたばこを吸った第一印象が「あれ? 臭くない」ということも少なくないと思います。それは、添加物がなく、たばこ葉の燃える本来の香りだけが際立つからではないでしょうか。
手軽というのは、手軽に消費するということじゃ。
軽減税率とはなんぞや
軽減税率の対象品目は、次のとおりです。なお、軽減税率対象品目に係る税率は8%です(標準税率は10%)。
政府広報オンラインより
飲食料品(食品表示法に規定する食品(酒税法に規定する酒類を除く)をいい、外食は含まれません)
軽減税率の対象は生活必需品ではありません。
また、日用品も軽減税率の対象外です。
消費税増税後は、標準税率の10%になります。
え?ピンクローターって生活必需品じゃないの?私はないと生きられないんだけど?
……。
なんか言えよ!
買いだめしておきましょう。
自作たばこカプセルの活用
→ざっくりとした試算ですが
【紙たばこ】
1箱500×30日で1万5千円。
【リキッド式たばこ(自作たばこカプセル使用)】
・本体一式5千円
・交換コイル150円×2個で300円(2週間交換)
・リキッド(ノンフレーバー)30mlで1000円、1回2mlを1日2回補充するとして月に2本使用で2000円
→ちなみに、もっと安いリキッドもあります。上記は『BI-SOノンフレーバーリキッド』の場合
・自作たばこカプセル1個16円、1日5カプセル使用で80円×30日2400円Vape(リキッド式たばこ)で禁煙、減煙、たばこ代の節約を考える
ほんとざっくりした計算ですが
1ヶ月9700円となります。
自作たばこカプセルの現実的な活用方法
ところが、実際、リキッド式たばこだけにするというのは現実的ではないと思います。
結局は紙たばこを吸ってしまうとして、実際の所、金額に大差はないかと。しかし、代替品を吸っている間は紙たばこは吸えないのです。
例えば、たばこを吸える時間が10分あるとして、5分をリキッド式たばこにすれば今まで10分紙たばこを吸っていたのが、5分になるわけです。これだけで、紙たばこ代は半分になる、かもしれません。
ちなみに筆者の場合、火をつけてもほとんど吸わず捨てることがあります。(何か作業をしながら吸っていたりすると特に)
たばこって1本25円なんですよね。意味も無く25円を捨ててるんですよ。
それなら片手間の時は、リキッド式たばこにして(火をつけないので、燃え尽きることがない)
紙たばこを吸いたいときは、真面目に吸えば良いわけです。
そういう点では本当に節約になると思います。
市販紙たばこを買わないという選択
自作たばこカプセルに使用するのは手巻き用の葉っぱです。そして、紙巻きたばこに火を付けて吸いたくなったら、あら不思議手元に手巻きたばこ葉があるではないですか。
そうです、もうコンビニで市販の紙たばこを買う必要はないのです。
「たばこは辞めない」けど「市販の紙たばこを買わない」という選択ができるのです。
10月増税。たばこも値上げ。下がっていくのはテンションのみ。まとめ
喫煙環境の変化。社会的関心度の変化。喫煙方法の変化。
時代が変われば、それぞれ変わっていくものです。
普段何気なく吸っているたばこについて考える、良いタイミングなのかもしれませんね。
以上。10月増税。たばこも値上げ。下がっていくのはテンションのみ 。に関する記事でした。何かの参考になれば幸いです。