Vape(リキッド式電子たばこ)は液漏れとの戦いでもあります。リキッドを使う以上、そのリスクは常にあるのですが
液漏れが本体(MOD)の故障という結果に繋がってしまうことを忘れてはいけません。今回は原因と対処を書いていきたいと思います。
液漏れは突然に
▽Vapeあるある?なのですが、アトマイザーにリキッドを入れたまま放置すると、気がついた時には液漏れしています。
何故そうなってしまうのか。
○本体1つ、アトマイザー1つで運用している方は、問題ないのですが
Vapeの楽しみとして「様々なフレーバーリキッドを試したい」という気持ちがあると思います。
複数のアトマイザーに各種リキッドを入れて、気分で取り替えるというような使い方をしていると
放置されたアトマイザーからいつ間にか液漏れが・・・という惨事に見舞われてしまうわけです。
惨事と大惨事
○アトマイザーを本体(MOD)から外していれば、周りがリキッドで汚れるだけで済むでしょう。
が、しかし、本体に装着したままリキッド漏れを起こすと、本体の故障に繋がってしまうのです。
→これには、Vapeの構造と地球の重力が関係していて、漏れ出たリキッドは自然と下(地球の中心)に向かう
わけですが、そこには本体に収納された基板やらバッテリーがあるわけです。
基板が濡れるとショートしますし、端子が腐食することもあります。
気がついたら、すぐに分解洗浄しちゃう
液漏れした状態を写真に撮りたかったのですが
すぐに分解洗浄してしまったので、バラバラの写真です。
→基本的には、雑菌の繁殖のことも考えると
アトマイザーは空の状態で保存するのが望ましいですね。
【ジャストフォグQ16、Q14アトマイザー】の液漏れ原因を探る
ジャストフォグQ14、Q16アトマイザーの構造は同じで
主に液漏れする箇所は同じです。
矢印の部分。エアーの取り入れ口ですね。
この中は空洞になっていて、コイルと繋がっていますが
リキッドが染み出してくる原因は
①コイルの締め付けが弱い
②コイル部のパッキンの劣化
が考えられます。
それ以外の箇所も、締め付けが弱いか、パッキンの劣化が主な原因です。
一度液漏れを起こしたアトマイザーは要注意
再び液漏れする可能性があるので
本体に接続する前に、しばらく放置して様子を見ることをオススメします。
液漏れに強いMOD(本体)とは
○持っているすべてのMOD(本体)で液漏れを経験していますが
助かった本体と死亡してしまった本体にはどのような差があったのでしょうか。
istick pico baby(アイスティック・ピコ・ベイビー)→液漏れに弱い
矢印の箇所の密閉度が低いです。
その下に基盤があるので、液漏れすると高確率で本体が壊れます。
さらに、ステルスMOD(アトマイザーが本体に収納される)
という構造上、液漏れに気づくのが遅れるのも原因の1つだと思います。
所有しているものは一発アウトでした。
istick pico(アイスティック・ピコ)→液漏れにまあまあ強い
矢印の箇所の密閉度がそこそこ高く、多少の液漏れでは中に染みこみません。
接続部が向きだしなので、すぐに液漏れを発見することができます。
所有してるものは、一度液漏れを起こしましたがセーフでした。
JastFogQ14(ジャストフォグ)→液漏れに少し強い
矢印の箇所の密閉度はやや高いです。
が、若干隙間があるので、すぐに対処すれば助かる可能性はあります。
所有しているものは、一度液漏れを起こしましたがセーフでした。
でも二度目はないかもしれません。
液漏れ時の対処
①本体と接続している場合はすぐに取り外す。
②まず先に本体についたリキッドを拭き取り、しっかり乾燥させる。
→決して電源スイッチを押してはいけません。ショートしている状態だと、押した瞬間にお亡くなりになります。
(本体は分解できません。メーカー保証がなくなりますし、なにより危険ですので。
つまり、一度乾燥させてワンチャンありますが、それでもダメなら諦めるしかないと言うことです)
③アトマイザーを分解洗浄し、しっかりと組みたる。
→次に使うときは、液漏れしないか様子をみてから。
末永くお付き合いしたいものやね
以上、【悲報】怒濤の液漏れラッシュ。に関する記事でした。
参考になれば幸いです。
良き喫煙ライフを。